冷戦終結から30年。NHKの取材

ベルリンの壁崩壊から30年を経た現在。冷戦終結30周年祝して、NHKがクラフチュクウクライナ元大統領及びSBUの元指導者の一人、大佐将校であるスメシコ氏に冷戦当時の事情についてインタビューしました。「ゆかり」会社が取材時に通訳サービスを提供していました。非常に有意義な経験でした。

今回は特に興味深かった内容を皆さんにお届けしたいと思います。

クラフチュク氏

・ソ連崩壊後、ウクライナには175基の戦略的ミサイルがありました。一基のミサイルサイロのコストは10億ドルでした。つまり、核ミサイルの合計コストは1,750億ドルでした。コンペンセーションを払ったのはアメリカだけでした。それでも、7億ドルというわずかな金額しか払ってくれなかったのです。

・1993年に、クラフチュク大統領がアメリカを公式訪問した時、ウクライナがロシアにガスを止められました。クラフチュク大統領が米国に到着して飛行機を降りたときに、多くのアメリカのジャーナリストが彼にアプローチして、ウクライナがロシアにガスを止められたのは本当なのかと尋ねてきました。

・モスクワ訪問時にエリツィンロシア大統領との会談
エリツィン大統領は「ウクライナは親ロシア方向ではなくて、ヨーロッパ統合方向に動くとウクライナ大統領として信じているのか」とクラフチュク大統領に尋ねました。クラフチュク大統領は「ベロヴェーシ合意では、独立国家共同体設立に関する協定を締結した時に、各国は国内政策及び外交政策を独自で作成すると明瞭に書いてあります」と答えました。そうすると、エリツィン大統領は私にその草案文書を見せてくれました。その一点として「ウクライナはロシアの戦略的利益のシステムに永遠に残る」と書いてありました。

 

スメシコ氏

・まずは、冷戦の終結、また欧米の勝利はソ連のみならず、欧米諸国にとっても予想外でした。欧米の諜報部員は当時、ソビエト連邦の崩壊がそんなに速く起こるとは予想しなかったと我々は今となって分かっています。

・米国は当時、176機の重ミサイルによる脅威を克服するために、我々の計算で防衛対策に年間約100億ドル費やしていました。

 



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