ピンク色の「死海」

知らない方が多いかもしれませんが、ウクライナのヘルソン州の北には輝くピンク色をしている不思議な湖があります。

アゾフ海の西岸にはスヴァシュという塩分濃度が高い湾地域が所在します。その湾の一つにはピンク色をしている湖があります。

伝説によると、昔そこにはレムリア海がありました。その海は発展した文明の発祥地であった沈没した仮想の大陸を囲んでいました。しかし、地元の人によると、この湖は1969年にできたようです。当時にソ連の戦闘機が落下し、シンクホールを形成しました。シンクホールから塩分濃度が高い地下水が湧き出て、しばらくしたら湖ができました。この湖は成分が豊富なため、「ウクライナの死海」とも呼ばれています。ところで、ウクライナの死海はイスラエルの死海より塩分濃度が高いとされています。イスラエルの死海の塩分濃度は27~30%である一方、ウクライナの死海の塩分濃度は35%であり、塩の合計量は2億トンを達成します。

湖のピンク色の原因はそこに繁殖している藻にあります。藻が太陽を吸収し、β−カロテンを生産します。それゆえに、水の色が朝焼け色に染まります。暑ければ暑いほど、大量の水が蒸発し、湖水が濃縮され、塩分濃度が非常に高くなります。その結果、ピンク色も濃くなります。また、湖岸が塩で白くなり、まさに夏に雪が降ったかのような景色です。所々塩が結晶し、鍾乳石が形成されます。

このようなピンク色の湖に真っ白の湖岸という絶景は他にありません。塩分濃度があまりにも高いため、沈む恐れは全くありません。また、塩のおかげで体が簡単に浮きますので、泳ぎながら日光浴をすることができます。さらに、水の成分が豊富であるため、治療効果もあります。

面白いポイント:この不思議なスヴァシュは風の谷のナウシカの舞台にもなっています。



コメントを残す

電話折り返し予約